第7節 顧問契約を結ぶ

◆G行政書士の場合


 顧客と顧問契約を結ぶことを第一義にしたGさん。開業当初からお客さんに会うたびに、事務所の顧問契約の制度について話している。
 より親切により丁寧にをモットー(motto)とするGさん、顧問になることで顧客に喜ばれる。月々の顧問収入により経営も安定する。
 行政書士の仕事に限らずビジネスは恋愛関係である。好きになってもらうおうと最初からすべてをさらけ出すのではなく長い交際の中からわかってくることもある。メイクアップをして装うこと(演出をする)もあれば、相手の歓心を引くこともいう(駆け引きもする)。
 誤解と錯覚ではじまった恋愛であるとしても、ウマくいっている間はそれはそれでいいし、別れがきたとしても、それはまたそれでいい。
10年前から行政書士こそが中小企業の顧問にならなければならない、といい続けている。国家資格は数々あれど中小企業にとっては行政書士が一番である。
 「行政書士で顧問契約を結ぶ」というと、「行政書士の資格で顧問になれるの?」というリアクション(reaction)がある。お客さんからではなく行政書士からである。
 なぜ顧問になれないというのだろうか?着想そのものがないのではなかろうか。
 顧問契約は結べないと盲信する者は決して結ぶことはできない。行政書士で、顧問契約は簡単に結ぶことができる。ただし、行政書士自身に、どのように顧客に役に立っていこうとするのか、というポリ
シー(policy)をもっているかどうかということが要件ではあるが。