第2節 行政書士資格のメリット
     行政書士と他の資格を比べてみると

◆行政書士はこんなにも有利

 現代は一億総資格時代である。新聞や雑誌には、資格、免許、技能の各種学校、通信教育機関の広告が数多く掲載されている。サラリーマンの転職や脱サラ、また定年退職後の第二の人生設計のための、資格は「第二の年金」などということばも生まれた。資格のひとつも取得しておくことは将来の保険とさえいわれる。
 「○○○士」といっても、金さえ払えば得られるもの、私的な団体が発行するもので殆ど役に立たないもの、たった一日の講習で取得できるもの、公的な資格でもすでに業界が飽和状態で将来性に疑問のあるものなど、まことに多種多様である。

 これからは、どういう資格を取得したらよいのだろうか?
 第一に、オモシロいことである。
 第二に、実益があることである。
 一生のうちの貴重な時間を、その資格に費やすのである。オモシロくなくてはならない。学ぶことに心が楽しく、おかしく、気持ちが晴れるようでなくてはならない。
 オモシロ、おかしく勉強する。そりゃ最初はチョットはつらい。ちょっとはつらくても、やがて喜びを知ることができるから続けられる。真理を知ることで「あ、こういうことか!」と気持ちが晴れるのである。
 貴重なお金を費やすのであるから、実益もなくてはならない。ハッキリいってお金にならねばオモシロさも半減(?)である。資格をとることが趣味だという人もいるが、ここはやはり、趣味と実益を兼ねたい。

 行政書士の試験科目は、国民の基本的な人権にかかわる憲法、個人の財産や相続などの民法、官公署とのかかわりの中から考える行政法、日常生活に密着した戸籍法や住民基本台帳法など、まず教養としても学んでおけば、これからの生き方に役に立つ法律ばかりである。
 行政書士資格の人気は、年々高まり、受験者の層は非常に多岐にわたっている。
社会への進出が著しい主婦やOLなど女性をはじめ、将来の独立や、転職を考えるサラリマーン、他の資格取得のワンステップ(one step)として行政書士をとる人、自己啓発の一環として勉強を始める中高年、このような多くの人びとが、行政書士の資格をめざしている。
 行政書士は、自治大臣が管掌する国家資格であり、社会的にも高い評価を受け信頼された資格である。