◆行政書士は事務弁護士ソリシター

 イギリスの弁護士制度をみるに、日本においては事務弁護士は行政書士ではなかろうか。
 日本の弁護士は、法廷活動が中心であり大都市遍在である。これが過疎過密を生む。
 また、弁護士は紹介がないと相談を受けないとか、報酬の規定がわかりにくく高いという誤解も生んでいる。「一体いくらとられるかわからない」と、まずフトコロ具合との相談で、事務所の門をくぐるのをためらう。これでは大衆が気軽に弁護士の事務所にはいってはいけない。
 弁護士の不在は、資格のない者が法律事務を頼まれ問題を起こすことが多い。いわゆる事件屋、取立屋、示談屋といった不埒の輩が跳梁跋扈する。このような連中が大衆の法律の無知につけ込み、法律の隙間で食い人びとの被害の後が立たない。
 こうしたことのないよう、法律の専門家として行政書士がもっと応えるべきである。行政書士ができる業務範囲を明確にする。PRすることにより広く多くの人びとに知ってもらう。訴訟になりそうな法律事件は、行政書士が信頼できる弁護士を紹介すればいい。